今朝の朝日新聞に出てた記事です
人生を変えたシュニール織との出会い
モンリーブ名誉会長
山川和子さん(64歳)
1968年初秋。
ベルギーの高級ビーチリゾートを恋人と歩いていて、あるブティックのショーウインドーの小さな布が目に留まった。黒い布地に、赤いバラと黄金色の鳳凰(ほうおう)が飛び交っている。
《不思議な柄……》
吸い寄せられるように店内へ。手に取ると、蚕の体みたいに柔らかいが、厚手で丈夫そう。30センチ角と中途半端なサイズのタオル。触ったり眺めたりしているうちに、ぐいぐい惹(ひ)きつけられていった。夢中で所持金を差し出し、「これで買えるだけください!」――。
自社ブランド「フェイラー」のバッグやタオルの素材であるシュニール織との出会いだ。ドイツ・ババリア地方発祥の伝統織物。当時は、小さな村の工場で1日3メートルしか生産できない貴重な工芸品だった。
約40年後の今、この布のバッグを手にした女性は日本中にあふれ、親子3代にわたる愛用者やコレクターまでいる。高価すぎて長い間売れなかったが、広告宣伝費は一切なしで少しずつ広まった。おなじみの花柄もロココ調やアールヌーボー様式と多彩にし、スリッパや携帯ケースなどもそろえる。“暮らしの中の芸術品”をうたう。・・・・・
フェイラーのシュニール織というものだそうですって 誰でも知ってはるんやろうけど おっちゃんは今 この記事読むまで知りませんでした ブランドとかにはほんまに疎いんですわ
そんで 何で豚に真珠なのかと言いますとでんな
この商品ずっと使ってたんです どっかで見たことあるなあと妻に言うと あんた いつもズボンのポケットにつっこんでるがなって言われました
そういや 暑い夏に 汗拭きにいつも持ってるやつ 風邪ひいたら鼻かむこともあるやつ あれやがな
ただのタオルのハンカチやと思てました 100均の商品やと思てました
使い心地がエエからついポケットに入れてましたんや それがこの写真です
結婚した頃にもらったものらしいので20年以上前のもの タグを見ると 西ドイツ製になってました
でもブランドや何かはわかりまへんが 使い心地はエエので使てます
まあ使い心地もわからんもんが使うよりましかもしれまへんなぁ
こういうことがふとんでも ちょっと違うかもしれませんが ようありますねん
駱駝の敷ふとんが最高に気持ちいいので お客さんの中でも よく紹介してくれはりますが これがわからんもんには わからんのですな
「駱駝?そんなもん価値あるんか」 「何やこれ」 「貸してもろたけど 今使てるのんとかわらん」とか言われて 話にならんことがようあります
こういう人にいくら説明しても あきまへんねん 言葉が通じないかのような感じです
パシーマもそうです プレゼントに使うとぜったいあきまへん もらった人が知らんかったら ずっと押し入れの中ですわ せやから おっちゃんとこでは プレゼントにされるとき パシーマのパッケージに上に 今すぐ使ってください 押し入れにしまわないでください と書いてきます これは使った人が非常に良かったからあなたにプレゼントしたんですよという説明をつけるようにしています
もらった人が商品を使うまえに これがどういう価値があるのかわかるようにしとかなあきまへん これがいちばん大事です