鳥アレルギーの肺炎やてぇ

先日 日経新聞に掲載されていた鳥関連過敏性肺炎について

記事の内容を読むと洗浄や除塵が不十分な羽毛に長く接触すると発症するようです

羽毛製品ならどれでも発症するということではないですが

洗浄が不十分な質の悪い製品がきっかけになり一度発症すると

質の良い羽毛製品であっても接触できないことになるようです

羽毛製品を購入する場合は信頼のできる設備を持っていて

正しく処理されているかどうかが選択肢として考えないといけません

見た目や価格だけでは判断できない

インターネットの普及で情報が多すぎて何が正しいのかわからなくなることがあります

私もいろいろ調べるときはできるだけたくさんの情報を入手してから整理してますが

あまりにも丁寧に解説してるときほどさらに詳しく調べるようにしています

羽毛製品を取り扱う私も化学物質過敏症に近い症状を長く抱えておりました

いろんな原因を排除してからはほとんど大丈夫になってますが

こういう記事が載ると心配にもなります

さらに詳しい情報収集をして検証していきたいと考えます

 

下記 日経新聞から転載です

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12月に入り、いよいよ寒さが厳しくなってきた。羽毛布団やダウンジャケットが欲しくなるこの季節に増える肺の病気がある。鳥の羽毛や排せつ物が原因となる「鳥関連過敏性肺炎」だ。風邪と症状が似ていて間違われやすいが、乾いたせきや息切れが長引く場合、この病気にかかっている可能性がある。早いうちに原因をつきとめ、しっかり治療しないと悪化する。

急性患者の胸部CT。肺全体がすりガラスのように白っぽくなっている(写真上)。2年後に症状が改善した患者の胸部CTでは白っぽさがなくなった(同下)=東京医科歯科大学・宮崎泰成教授提供

 関東地方に住む40代の主婦のAさんは、体が熱っぽく、せきが続いていた。市販の風邪薬を飲んでもなかなか治らない。

 病院で胸のレントゲンを撮っても原因が分からなかったが、コンピューター断層撮影装置(CT)で撮影したところ、間質性肺炎と診断された。肺の奥には吸った空気を取り込む肺胞という小部屋があるが、その肺胞の間にある間質に炎症が起きていた。

 原因は、買い替えたばかりの新しい羽毛布団だった。鳥の羽毛や排せつ物に含まれるたんぱく質を吸い込むことでアレルギー反応が起き、間質に炎症が生じたと考えられる。これが「鳥関連過敏性肺炎」だ。

 通常の肺炎は、細菌やカビが肺で増殖することで発症する感染症だ。一方、鳥関連過敏性肺炎は、全く異なる仕組みで発症する。

 鳥の皮膚からはがれ落ちるフケのような「ブルーム」というたんぱく質は、大きさが5マイクロ(マイクロは100万分の1)メートル程度と小さいため、肺の奥まで入り込みやすい。このブルームや鳥のフンが抗原となって体内に抗体ができて過剰な炎症を起こす。いわゆるアレルギー性疾患だ。

 主な症状は、痰(たん)を伴わない「コホッコホッ」という乾いたせきと息苦しさだ。急性の肺炎が起きると、38度を超える高熱が出ることもある。風邪と症状が似ているため、間違える人も多いという。

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 かつて「鳥飼病」とも呼ばれていた。インコやオウムなどを飼っている人や、過去に飼っていた人がしばしば発症する。生きている鳥に限らず、部屋に鳥の剥製(はくせい)があるだけで発症することもある。

 ハトが多くいる社寺や公園、鶏ふん肥料を使っている畑、養鶏場などが自宅近くにあると、日常的にブルームなどを吸い込み抗体を作っている可能性がある。

 羽毛布団やダウンジャケットのような羽毛を使った製品も要注意だ。病名に鳥がついていると鳥を飼う人の病気だと誤解されやすいので、東京医科歯科大学の吉沢靖之学長は「羽毛布団肺」と呼んでいる。

 Aさんも、今回の発症以前から羽毛布団を使っていた。長年の間に羽毛から出た抗原に対する抗体が体内につくられ、羽毛布団の買い替えをきっかけに急性の肺炎が起きたとみられる。

 いったん発症すると、わずかな抗原も引き金になる。満員電車でダウンジャケットを着た人と同乗するだけで症状が出る人もいる。患者は30代後半以上の中高年に多い。羽毛布団やダウンジャケットの出番が増える秋から冬にかけて症状が悪化する例が目立つ。

 発熱などを伴う急性期なら、CTや問診で鳥関連過敏性肺炎とわかりやすい。しかし慢性期に移行すると、抗原に触れたとき以外は症状がないため、診断に難渋することが多い。

 東京医科歯科大の宮崎泰成教授は「呼吸器内科医でも間質性肺炎が専門でないと診断は難しい」と話す。同大付属病院を受診した慢性患者の約4割が、前の病院で原因不明の特発性間質性肺炎と診断されていた。

 

鳥関連過敏性肺炎が疑われたら、血液検査や抗原の吸入試験などが必要になる。血液検査では、鳥のブルームやフンに反応する抗体があるかどうかを調べる。現在はほぼ全国で抗体検査ができる。ただし抗体を持っていても、アレルギー反応を起こす段階には至っていないこともある。東京医科歯科大では少量の抗原を吸って反応を見る吸入試験も実施している。

 治療ではステロイド薬も使うが、抗原を徹底的に回避することが重要だ。羽毛布団やダウンジャケットなどは全て廃棄し、自宅は念入りに掃除する。満員電車はなるべく避け、乗るときには目の細かい特殊なマスクを使用する。

 少量でも抗原が残っていれば、少しずつ症状は進む。宮崎教授は「適切に対処することで、悪化を防ぐことができる」と強調する。正確な抗原を突き止めて回避するため、患者の自宅を訪問し、周辺も歩き回って確認するという。せきや息切れが長引いて気になるようだったら、病院を受診してみるといいだろう。

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■カビやキノコ原因のタイプも

 国内で鳥関連過敏性肺炎の潜在的な患者は6千人程度と推定されている。病気の認知度が高まり、血液検査が普及したことで、これまで原因不明と診断されていた患者が鳥関連過敏性肺炎と明らかになる例も増えている。

 アレルギーのために発症する過敏性肺炎は、鳥関連以外にも様々なタイプがある。トリコスポロンというカビの一種が原因になるのは「夏型過敏性肺炎」だ。日当たりが悪く湿った住宅などでカビが発生、夏に飛散する胞子で発症する。夏から秋に患者が多く、冬になると治まることが多い。

 このほか化学物質が原因の「塗装工肺」、シイタケなどの胞子が引き金となる「きのこ栽培者肺」などが知られる。過敏性肺炎は何年も放置すると慢性化し、肺が線維化する恐れがある。急性の過敏性肺炎患者の7割以上は夏型だが、慢性では鳥関連が5割程度を占める。線維化した肺の治療は難しいが、進行を食い止めることはできる。早い段階で専門医に診断を受け、対策を始めることが重要だ。

(越川智瑛)

若年性認知症

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急激な気温の変化で皆さん寝具を見直そうと考えられているのか

実店舗が慌ただしくなっておりましてブログの更新が滞ってしまいました

先月から店頭の黒板にちゃんと寝ないと認知症になっちゃうよと書いたら

心配される方が相談に来られるようになりました

睡眠時間を削ってはいけません

特に若い子たちが正しく眠っていない

先日、テレビ番組で中学生が4時間~5時間しか眠っていないと告白してました

正しい睡眠がとれていないと脳の老廃物は10代から溜まっていきます

これを掃除できるのは睡眠しかないんですよね

この子たちが40代、50代になったとき

すでに手遅れだということをしっかり伝えてやりたいです

受験生もこの時期、眠ってる場合じゃないと

寝る間を惜しんで勉強している子ども達がいるようですが

完全に間違ってます

遅くまで勉強するよりも質の高い睡眠をとるほうが賢くなるですけど・・・

子どもが老化するって・・・・
下記に「4割の子どもに広がるロコモ」という記事があります
直接睡眠とは関係ありませんが子ども達の生活リズムがちょっとおかしいのではないでしょうか
子ども自身で解決できることではありません
親の自覚が大切です
正しく子どもを育てていきたいものです

https://www.houdoukyoku.jp/posts/4138
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 「ロコモ」とは、加齢や運動不足が原因で筋肉、骨、関節などに障害が発生し、身体機能の低下をきたす状態。当然、高齢者特有の症状と思われてきました。要介護となる最大要因でもあります。
ところが、埼玉県医師会が幼稚園から中学生までの子供に運動器の検診を行った結果、何と約40%に「ロコモ」の兆候がみられたというのです!
なぜ、成長期の子どもの体に“老化”が広がったのでしょうか?

高齢者の健康寿命を阻害する「ロコモ」

人間の体には「呼吸器」「循環器」「消化器」等がありますが、筋肉、骨、関節等で構成され、体を自由に動かす働きをするのが「運動器」です。
運動器の障害のために、「立つ」「歩く」といった移動機能の低下をきたした状態を「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ、運動器症候群)」といいます。
骨や筋肉は40歳頃から衰え始め、50歳を過ぎた頃から急激に低下します。
加齢は「ロコモ」の大きな要因であり、当然ながら高齢者に多いものでした。
介護が必要になる要因の第1位は「ロコモ」なのです。

約40%の子どもに「ロコモ」の兆候が!

ところが、様々な調査等で、高齢者に特有と思われてきたロコモが子どもにも起こっていることが、ここ10年で明らかになってきました。
そこで、文部科学省の委託を受けた埼玉県医師会が、県内の幼稚園から中学生までの子供1343人に運動器の検診を行った結果、何と約40%もの子どもにロコモの兆候がみられたというのです!
こうした事態を受け、文科省は今年度から学校での健康診断に運動器検診を追加しています。

「ロコモ」の子どもが出来ない動作とは

具体的には、このようなことが出来ない子供たちが増えてきています。

片脚でしっかり立てない
手が真っすぐ挙がらない
しゃがみ込むとふらつく
物を投げる動作ができない
雑巾が硬く絞れない
転んだ時に手で支えられず顔に怪我をする
両手首を同時に骨折してしまう

こんな以前なら考えられないような事態が学校などで発生しているそうです。

「運動しない子」と「運動を頑張るが、単一運動」が危険!

子供でロコモになる場合、2つのケースがあります。
1つは、運動量・運動経験が少ない子。
もう1つは、運動量は多いが、単一運動、1種目しか運動していない子供です。

学校の授業以外の運動が、週に1時間未満の子どもを分析すると、ゲームやネットなどで全く運動しない子が80%近くに上るといいます。
使われない筋肉はやせ細り、関節も堅く柔軟性の無い体になってしまいます。
これでは、運動器の機能が十分に育まれないおそれがあります。

1つの運動だけを1週間で10時間以上している子供も、使われる筋肉が偏ってしまうため、運動器のバランスが崩れ、関節が堅くなってしまうことがあります。
同じような動きばかりでは使われる体の部分は毎回同じですから、他の運動器は使われることが少なく徐々に機能が低下。
一方、頻繁に使われる部分はどんどん負担がかかり損傷を受けやすいのです。

放置すると30~40歳代で運動障害も!…では対応策は?

「ロコモ」の子どもを何の対処もなく、そのままにしてしまうと、30~40歳代という早い段階から、いろいろな運動器障害が出てしまうリスクがあります。

ロコモへの対応策としては、体全体を動かす運動習慣をつけること。
出来れば、1日60分以上の運動を、自分が楽しいと感じる範囲で行うことが望ましいでしょう。
スポーツに限らず、遊びでも構いません。
木登りやボール遊び等をする中で、体を効率よく動かすには、どの筋肉や関節を連動させればいいか等を自然と学んでいくのです。

筋肉と骨を作るためには、食事も大切です。
タンパク質やカルシウムの摂取を心がけることに加えて、ビタミンB6(代謝を促し筋肉を作る)やビタミンK(骨の形成を促進)の摂取も心がけてください。
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