昨日のお客さんです
ぐっすり寝たいから枕をあわせてほしいと言ってきはりましたが しかし 人の助言を全く聞く耳もってはらへん
お客さん:「今 何使ってもあわへんから座布団を枕にしてんねん
息子の家族が全員使ってる枕がすごくエエから
お母さんも使いって くれてんけどあわへんのですわ
敷ふとんは木綿です 毛布はキライやから使てない」
おっちゃん:「座布団でも心地よう寝れるんやったら それでよろしいがな
人が使てるからって高さも合わさんような枕はアカンがな
その息子さんの家の方が心配やなあ
親が使ってちょうどええもん 子どもにあうはずあれへん
敷ふとん よく乾燥させてまっか
寝付きは?中途覚醒は? 睡眠薬は?
入浴は寝る前にしてる?」
お客さん:「それが ものすごくええ枕やいうから使ってたんやけど
どうもあわへんから 座布団に戻ったんやけど
そうなったらどれも調子悪いような気がしてあかんねん
12時越えたらぜったい寝られへんから
必ず薬飲んでます それでも途中で目が覚めるねん
けど それは慣れてるからかめへんねん
お風呂は朝にしか入ったことないよ
今から夜になんか入る気ないわ」
おっちゃん:「そんな生活で 枕作っても ぐっすりなんか無理でっせ
12時越えたら寝られへんて 寝られへんかったら
一回 眠たくなるまで起きとったらよろしいがな」
お客さん:「そんなんぜったいでけへんわたしは12時過ぎたら
寝られへんのに決まってんねん」
おっちゃん:「やってみはったんかいな 眠れへんかったら
次の日 ぜったいに早く眠くなりまっせ」
お客さん:「そんなんやったことないけど ぜったいあかんて」
おっちゃん:「そうでっか いつまでも薬に頼らんと
どうやったらちゃんと眠れるかとか考えた方が
ええのんとちゃいまっか
それからお風呂ねぇ 寝る前に入った方がよろしいで
それだけでも睡眠導入が楽になるはずです
途中で起きるのは冷えてるのもあるかも
ふとん毎日乾燥させてまっか」
お客さん:「毎日 仕事やのに 干すなんて無理
お風呂も 今までの習慣やから無理」
おっちゃん:「やっぱりその敷ふとん湿ってるせいもあるよ
生活習慣、先に見直しなはれって」
お客さん:「もうええやんか 枕、早よ合わせてぇな」
おっちゃん:「そんなんでは アカンと思いまっけど
そんなに替えたいんやったら
サンプル持って帰りなはれ」
ということで サイズ計って 貸し出しできる枕を持って帰りはりました とにかくでんな 睡眠を良くしたいからエエふとんがほしいエエ枕がほしいと おっちゃんとこへ来てくれはりまっけど 助言も聞いてくれへんし、生活習慣見直す気もないしでは 良い睡眠は得られまへん このお客さん よく今日まで病気もせんと健康でいられたなあと思います
子どもらと話していたんです 風呂入らんと寝るって気持ち悪ないん?
仕事してたままの下着つけたまま寝るんでっしゃろ 足も汚れてるんちゃうん
おっちゃんが子どもの頃 遊んで帰ってきたら 先 足洗っといでって言われましけどなあ そのまま寝たらふとん汚れるんちゃう
とかなんとか、ふとん屋やからの発想かもしれまへん
今 ブログ書いてたら 次のようなメールをいただいていたのでちょっと掲載させてもらいます 10月に駱駝の敷ふとんを買ってもらった方からです
「 敷布団は硬さがあって柔らか過ぎず、快適です 布団を替えてみて、良い布団にしたからといって必ずしもすぐに、ぐっすり眠れるようになるわけではないと思いました。私はそれまでの生活習慣が乱れていたので、変えた直後はあまり快適ではありませんでした。しかしその後、夜寝る前までパソコンをするのを止め、シャワーだけで済ませていたのを毎日風呂をいれ…と生活を改めたら随分ましになりました。しかし気持ちの良い布団がなければ睡眠を良くしようとは思わなかったと思います。 良い布団と良い生活習慣の二つがあって初めて良い眠りを得られるのだと今は思います。」
今 書いてることでんがな いくらエエふとんを提供しても 本人が生活を改善せえへんかったら 良い眠りが得られるはずがおまへんねんて ほんまに
人の言うこと聞かへん昨日のお客さん やっぱり 今朝
「あわへんから もうええわ また考えて来るわ」
いったい何考えんねんやろ・・ こんな人に いつまでたっても ぐっすり眠れる日はきません ほんまにぐっすり眠りたかったら おっちゃんの助言するとおりに 一緒に考えていこうとしてくれはったら ええねんけどなあ
いくら助言しても 現場で寝てはるのはご本人でっさかいにね
一緒に考えていってもらわんことには良くなりまへんでぇ
寝る前にお風呂入らないなんて気持ち悪いね
こちらがいくらアドバスしても聞かない人は困りますね~
若い人に多いと思っていたらけっこう年配の方にもこういう方が居てはるんですわ