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ということで18日は快眠コンソーシアムの市民講座を聴いてきたんです
内容は「源氏物語の眠りから現代日本人のねむりまで」
興味深い内容でっしゃろ おもしろかったですがもうちょっとくわしく聞きたかったなぁ
冬と夏の気温差がこれほど大きい国は他にない そして昔の日本の家屋は湿度の高い夏に合わせた風通しのい建て方をされていたわけですが それが欧米の建築が入ってきてから寒冷地仕様の建て方になってしまった
これが寝具を含めいろんなものへ影響が出てきてしまったんやろね
風通しのええ家やっらたかびることもないし ダニの心配もすることないしで化学繊維のふとんなんか使わんでもよかったのにね
源氏物語の頃、貴族に仕える人達は午前3時から活動を始めたはりました
この時間のことをあかつき その次をしののめ そしてあけぼのといったようです
電気のない時代 食事の用意するにしても 今みたいにスイッチ押したらできる時代やおまへん
それくらいから準備が必要なんです 何をするにも時間がかかるんですわ
しかし 暗くなったら寝るしかない時代 睡眠の質はどうだったんでしょうかね
その頃の高貴な方の敷寝具は畳です
この畳ですが その頃の中国の記録には出てきまへん
「畳は石床に靴履きの生活には適応しない。 風土的にも中国の敷物は植物素材より動物の毛を縮絨させたフェルトや絨毯である。一方、日本では中国式の椅子に腰かけたり、寝台の上でやすむ方式は根つかず、近代まで地に座し、臥していた。ゆえに「畳」は古来からなじみが深く、・・・」
葉山美知子著「中世絵巻 寝姿ものがたり」より
畳は敷ふとんやったんです それほど根付いた畳をほとんど使わんようになってしまった
これはいけまへんなぁ もう一度畳を見直す 畳を使える住環境を考えるところから始めないと
日本人の睡眠は戻ってこないのかもしれまへんなぁ
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