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４月の終わり頃に関東の妊婦さのＫさんから相談がありました
Kさんがその後ご出産されて 睡眠が楽にとれるようになった経過のやりとりを今回から数回に分けてブログに書いていきたいと思います
Ｋさんも ひとりでも苦しんでいる妊婦さんのために参考になるならブログに書いてくださいとおっしゃってくださったので投稿させていただきます
まず最初は 枕の発注でありました
こんばんは。昔から姿勢が悪いと母親に言われ、猫背でO脚です。いつも右を下
にして横向きで寝ていました。
現在、５月に出産をひかえている主婦です。第一子のときも妊娠中・産後に腰痛
がありましたが、寝れないほどの痛みではありませんでした。また、産後１年も
すると肩こり・頭痛はありましたが、腰痛がひどいということはありませんでし
た。
でも、今回は体重が増加するに従って寝るのが怖いくらい痛くてしかたがありま
せん。特に右半身・右足のつけねあたりに激痛がはしります。右片足で立ってい
ることはできません。インターネットで調べて、病院に行こうと考えましたが、
腰痛にはベッド・枕が重要であることを知りました。今までベッドはジェルベッ
ド・枕は低反発を使っていました。柔らかいマットレスに低反発枕は良くないと
知り、まずマットレスは２週間前に買い替えました。枕はここのがよいと推薦が
ありましたので注文しようと思いました。
もうひとつ心配なことがあって、二歳になる娘が一緒にその柔らかいベッドに低
反発枕で添い寝をしていました。寝相も悪く、これからどんどん成長していくの
で、どんな枕を用意したらよいかわかりません。よい方法があれば教えてくださ
い。娘にあった枕があれば注文したいとも思っています
Ｋ様 はじめまして 睡眠考房まついです
枕のご注文ありがとうございます
まず せっかくですがご出産をひかえておられる今の時期に
枕は作れません よろしければご出産後にしたらいいでしょう
出産までは横向きでないと眠れないでしょ
うちで作る枕はあお向け寝のための枕です
睡眠の質の向上と腰痛防止には産後にあお向け寝を続ければ楽になります
そのための条件は 敷の状態です 天然繊維で吸湿放質 保温力の優れた物の上に寝ると長い時間のあお向け寝ができるようになります それと補助アイテムに、ニールピロ（膝の裏にまくらをあてる）があれば大丈夫です
皆さんよく誤解されるのは ベッドだからベッドパットでいいと思われてることです
これは意外と年間通して体を冷やします そのせいで腰痛が悪化する方もいらっしゃいます
ベッドにも 日本の家屋環境なら敷ふとんをのせなければいけません
それと低反発枕はぜったいにだめです 余分な寝返りが増えて睡眠が浅くなります
同じようにマットの素材も吸湿が悪いと必要以上に寝返りが増えます
枕はパイプを使ったもの これは微調整ができます これが８８００円
水洗いのできるフェザーを使ったもの これは細かい調整ができないので
何種類かのサンプルを貸し出ししてから決めてもらってます これが１７０００円です
二歳の娘さんに枕はやめてください まだまだ必要ありません
タオルを重ねる程度にしてください（汗取り程度）
特に 低反発は子どもに ものすごく悪いので今すぐやめてください
高さが高すぎて 将来首の前傾 ヘルニアにつながります
もうひとつ 汗を吸わなくて蒸れるのでじっとしてられません
寝相が悪いは敷が原因です 吸湿力の高いころに寝ると
寝相はよくなります
それと娘さん横向きではありませんか 仰向けならいいのですが
横向きうつぶせになるようなときは内臓の調子がよくないときです
大人も子どももあお向け寝です（質の良い睡眠の条件ですね）
枕を買う前に パシーマとサニセーフを買うことを勧めます
これだけで睡眠環境は劇的に変わると思います
それとあお向け寝になるためにニールピロー
それから最後に枕を合わせていきましょう
というようなやりとりから始まりましたが、このあと３０通ほどのメールが往き帰りしました 〈続く〉
いろんな人に大切な思いを伝えたいので
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