子供の頃しんどいとき親によく言われました「寝たら治る」
入眠後3~4時間ぐらいが一番睡眠が深くなります。
その時間はほとんど上を向いています。
その間に成長ホルモンが出て、
体の疲れを回復する重要な時間になっています。
そんなに重要な時に横向きで寝ると、
まず肩の血行が悪くなり寝返りが増えます。
寝返りが増えると睡眠の深度が浅くなります。
睡眠が浅くなると成長ホルモンの出が悪くなります。
そうすると朝起きたとき、十分に寝たはずなのに疲れがとれない。
寝返りは必要ですが、してはいけないときがあるのです。
とは言っても横向きでしか寝れないというお客様も時々現れます。
しかし、体をしっかり支える適度な堅さと 長く同じ姿勢がとれる吸湿力と
放湿力を兼ね備えた敷ふとんがあれば誰でも上向き寝ができるようになります。
他にも横向き寝は、肩を痛め、アゴに負担がかかり、顔をゆがませ、くいしばりも起こしやすくなります。
枕で圧迫されている側の鼻の穴が充血して
鼻が詰まりやすくなり、十分に息を吸うことができないため、
口呼吸になってしまうこともあります。
口呼吸になると、フィルターを通さずに病原体やホコリが体に入ってしまい、
アレルギー、アトピーの原因になってしまいます。
というようなことで、
そのための条件はいい敷ふとんでなければできないと言うことです。
もちろん、体、背骨がゆがんでいると仰向け寝が維持できないので
適度な寝返り(背骨の矯正を無意識に自分がする)が必要ではあります。
とにかく、熟睡の条件は仰向け寝で鼻呼吸であることに間違いない。
うつぶせ寝は論外です!