何年前に羽毛ふとんを買ったのでしょう

先日、久々に来られたお客様

お客様「久しぶりに来たわ
     土足で入られへんようになったんやね」

おっちゃん「相当長いこと来てはらへんね
       落ち着いてお話しできるように靴脱いでもらうことにしたんです
       上がられますか」

お客様「今日はいいわ
     聞きたいことあるねん
     3年前に買った羽毛ふとんってまだ売ってるん?」

おっちゃん「どんなんやったかなぁ
       ちょっと調べますわ」

ということで顧客データ調べてみましたら

なんと10年も前に買ってもらってました。

おっちゃん「○○さ~ん!もう10年も過ぎてまっせ」

お客様「ええっ!!そんなに前??
     おかしいなぁ3年前位やとおもってたわ」

おっちゃん「丸洗いもせずにそのまま使い続けてたら
       嵩も減ってるやろうし生地も傷んでるでしょ」

お客様「そういえばかなりペチャンコになってるわ」

よく調べてみると当時、まだ既製品の羽毛ふとんが残ってた最後の頃やったんで

かなりレベルの低いものであることが判明

おっちゃん「羽毛ふとんのリフレッシュ加工できるかどうか
       一度見せてもらいましょか
       たぶんダメかもしれませんし
       同じレベルの羽毛ふとんはもうないね
       それに今はオリジナルの羽毛しか扱ってないからね」

お客様「ほんまに3年前とちゃうん??」

結局、腑に落ちない顔してまた来るわって帰っちゃいました。

お客様の記憶はええ加減ですな。

こういうことはしょっちゅうあります。

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今でも睡眠時間は8時間と思ってるんや

先日 テレビ番組で睡眠のネタをやってた。

街頭インタビューであなたの睡眠時間はって聞いてはった。

ほとんどの人が8時間はぜったいに寝なあかんと思って確保してるらしい。

答えてる人たちがご年配の方やったんですが、

おいおい あなた方の年齢で8時間は無理やでってテレビにツッコミ入れてしまいましたわ

60才も超えてくると6時間ぐらいでっせ

それ以上は無理に寝てるようなもんです。

おまけに時間を確保しようと10時頃からふとんに入ってはる。

そんな時間に寝たら4時頃には目が覚めてきますがな。

そんなことで寝られへんと思ってお医者さんへ行って薬もらってきます。

充分寝てるんやから大丈夫やのにね。

睡眠は時間やおまへん。

いかに質をよくするかでっせ

番組の中でこんなことも言ってた

最近は睡眠にお金をかける人が多くなってきたそうですって

なに言うてんねんな。

そんなん当たり前やがな

せやけど お金のかけ方が間違ってしまって悩み歩いてる方も多いでんな

適切な寝具にたどり着くにはふとん屋さんに相談だ!!

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ちっさいおっちゃん

ゆうパック

商品の発送は今までクロネコ宅急便でしたが

来週からゆうパックを利用することになりました。

4月から宅急便のサイズ規定が厳しくなって

今まで一番小さいサイズで送れたのがスケールで計って

きっちり料金とられるようになったからです。

いつも送り状の白紙部分におっちゃんのイラストを印刷してたんですが

ゆうパックの送り状がめっちゃ小さいんですわ

それでも少し余ったとこがあったので

今までと同じように印刷しましたが

「ちっさいおっちゃん」になってしまいました。

このイラスト、お客様のイラストレーターの方に作っていただきましたので大事に使わせていただいてます。

尼崎のゆるキャラ「ちっさいおっさん」よりはいいかなぁと思ってます。

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ありがとうテープ

ありがとう

商品を発送するとき、納品書を添付するのに

「ありがとう」のテープを使ってますが

今日で最後の一巻きです。

どこへ行ってもこういうのが売ってないので棚に積んであったのを全部買い占めて使ってました。

お客様から「かわいいのでほしい」と言われては気前よく差し上げていましたが

やめといたらよかったと後悔してます。

オリジナルでも作れるらしいですがロットが大きいし単価も高いから難しいです。

羽毛ふとんの仕立て替えは何でもできると思わないでね

12

羽毛ふとんの嵩がなくなってきていっぱい出でてくるようになったので

仕立て替えしてほしいと送ってきていただきました。

早速、中身をチェックしようとさわってみて・・・・・・・

羽毛ふとんとちゃうがなぁ。

中身が90%がスモールフェザー

すぐにお客様に電話・・・

おっちゃん:「せっかく送ってきていただきましたが、これはさわらない方がいいですね
         ダウンがほとんど入ってません
           こんなふとんやったら寒かったでしょ」

お客様:「羽毛ふとんじゃないんですか
      私が使ってたんと違うんです
      主人に使わせてたんですが
      羽根がいっぱい出てくるようになったから作り直してもらおうと思って」

おっちゃん:「ご主人、寒いって言ってなかったですか
        こんなかわいそうでっせ 気の毒やわ」

お客様:「何も言えへんから ぜんぜんわからんかった
      それなかったら掛ふとんないから新しいのん送ってください」

おっちゃん:「ぜひそうしてあげてください。
        このふとんは廃棄するのはもったいないから座布カバーに入れて
        お返しします
        クッションとしてずっと使い続けられます」

ということで毎度のことですが羽根ふとんがクッションに変身です。

羽毛ふとんは捨てたらあきまへんでぇ

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羽毛ふとんのリフレッシュ加工

仕立替2仕立替1

暖かくなってきたので羽毛ふとんの仕立て替えの依頼が増えています。

こんな依頼がありました 残念な加工の例です。

左の写真は仕立て替え前の羽毛ふとんです。

10年ほど前に買われた物でほとんど使ってなかったそうです。

生地はシルクですし、非常に高価な商品です。

なぜ使わなかったのか。

コロコロに膨らんでめっちゃ使いにくかったからなんです。

もったないなぁ

中のダウンのクォリティも最高です

ハンガリー産マザーグースでダウンもめっちゃ大きいし

使ってなかったこともあり、ピリングもなく高品質を維持してました。

これだけの品質なら充填量は1㎏もあれば充分なのに

なのに・・・1.5㎏も入れてはります。

なんでぇ、なんでぇ・・・

もったいないなぁ

羽毛ふとんのこと何にもわかってないなぁ

せっかくの品質が台無しや

同じようにシルクにするには価格が上がりすぎるので

高品質のコットンサテンで仕立て替えました

元は12マスでコロコロやったので30マスで細かく仕立て

羽毛は傷んでなかったので洗浄せず高温スチームをかけて除塵をして

充填量は1㎏にしましたら

しなやかに体に沿う高級羽毛ふとんに変身しました

同じ物を買ったら20万円以上するでしょう。

これが5万円で出来上がりました。

これで10年くらい気持ちよく使っていただけます。

もう一つ残念なことが・・・

お預かりするときカバーが掛かってました

柔らかいシルク生地の羽毛ふとんに

ゴワゴワの生地のカバーです ウールの綿でも入れられるほどの生地です。

「なんでこんなカバーかけてるんですか」

「買ったときにつけてもらったカバーなんです」

これもひどいね こんなカバーやったら要らんわ

さらにふとんを台無しにしてます。

ひどすぎるわ。

もうちょっと考えて販売してほしいなぁ

残念すぎますわ ほんまに!!

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ダウンケットからクッションに変身

丸洗い

先日、ダウンケットとフェザーケットを仕立て替えしてほしいと送られてきました。

枕にでもしてほしいということでしたが、買う方がぜったいに安くつきます。

でももったいないからどうにかしてっていうことだったので

フェザーケットは丸洗いして45角のクッションカバーに
ダウンケットも丸洗いしてピロケースに入れました。

最も安く上がる方法でご希望通りの商品に変身です。

何度も紹介してますが、古くなって少し破れてきたりしてて

ダウンも復元しそうにない羽毛製品は廃棄せずに

そのまま上手に畳んでクッションカバーに押し込みましょう。

これでいつまでも大切に使うことができます。

さすがに4月なってからは時間の余裕が十分にできてきましたが

放置していた店頭の商品の価格やカタログを早く新価格にしないといけない作業に

ずっと追われています。

残るはホームページですが
作ったときのソフトが今のパソコンに入ってないので変更できず
Jimdoというのを使って作り直しの作業中です。

うまくいくかなぁ

5月6日には新しいベッドが届きます。
すぐに公開できるようにします。

ちょこっとだけばらすと漆を使ったベッドです。

すごいでしょ。 

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ちょうど一年過ぎました

胸椎の破裂骨折事故を起こしてから昨日でちょうど一年です。

ブログを読み返してみて、

ほんまにたいへんやったなあと思います。

手術もせずにここまで回復したことが不思議なくらいです。

しかし、しばらくは体が思うように動かず苦しい状態ではありました。

痛感したのは筋力の低下ですが、若いときに鍛えていた筋肉があったから

何とか持ちこたえられたと教えてもらって無駄に運動してきたんやなかったんやと思った。

最近になって気がついたことやけど筋力そのものも大切やけど

それよりも体のバランスですわ。

二ヶ月前と今とそれほど筋力は変わってないはずやのに

スクワットがでけへんかったのが一昨日何気なく腰を落としたとき

何も持たずに立ち上がってる自分に気がついた。

これは筋力の問題だけやないなぁと実感してます。

どっかバランスが崩れとったんやろね。

同じことは睡眠にも当てはまります。

どっかバランスがズレるとうまく眠れないようになる

寝ても治らんようになる。

寝たら治る体を維持するには生活のリズムを狂わさないようにして

正しい寝具で質のよい睡眠をとることが大切です。

完全にリズムを狂わせてしまって病院の世話にならなあかんようになる前に

睡眠の知識を持った寝具店に相談するのもいいと思います。

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これで眠れるか

4層敷

ちょっと前のことですわ 2月やったと思う。

男性のお客様が相談に来られました。

写真のラベルを持って来られたんです。

お客様「先日、こんな敷ふとんに買い換えたんですが
     眠られへんのです。
     買い換えたから前のふとんあれへんし、
     ひょっとして買ったふとんがあかんのんかなと思って
     ちょっと教えてもらうかと来ました。」

おっちゃん「お客さん、ここの表示見てみ、
       90%以上ポリエステルですね。これは補助マットやで
       この上に吸湿、保温のできる天然繊維の敷ふとん使わなあかんわ」

お客様「売り場のおねえちゃんが一生懸命説明してくれてんけど
     何のことかわからず、勧めるからええねんやろと思って買ったのに」

おっちゃん「温かくないんでしょ。」

お客様「そうやねん、寒いねん
     毛布とか敷パットとかも使ってるけど
     買い足さなあかんと思ったわ」

おっちゃん「アクリルなどを増やしても根本的に解決にはなれへんよ
       とにかくもう一枚敷ふとん買い求めてください」

というようなことでウール100%の敷ふとんを買い足してもらうことにしました。

こういう状態の方って多いねんやろね。

これでは寒いから さらにいろんな物を買って
いっぱい着込んで、それでも寒いって言うてはるんやろね。

寝具はきちっと見直さないとあきまへんよ。

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往復1200㎞で組子ベッドの配達

送った方が安くつくのはわかってますが・・・

ふとん屋のおっちゃんから購入したいと言ってもらえたので

発送すればいいではいけないと思い、自分で運転して配達してきました。

往復1200㎞も走りましたわ。

高速道路の深夜割引を利用しようと思い

月曜日の午前3時出発して午前4時までに名神に入ったらええわと走ったのですが

前の車について行ってたら途中間違って外へ出てしまった。

えらいこっちゃ! 4時までに高速走ってなあかんのに!

入り直したら4時1分・・・・ありゃ・・・

せっかく夜中に出発したのに・・・

帰りも割引利用しようと思ったけど

早く帰ってビール飲んで寝る方がええわと思い

2軒の配達してほとんど休憩なしで帰ってきました。

ちょこっと寄り道したりしてたんで自宅に着いたのが午後11時でしたが

5時間ほど眠ってから出発やったんで全然眠くもならんかったけど

翌朝、いつも6時半頃に目覚めるのに気がついたら8時半やった

疲れたら眠れるようになってるんやね。

ほんまに「寝たら治る」ですわ。

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