時々、言われます 「何でこんなに親切にしてくれはるんですか」
でも地元の人にあんまり言われたことはおまへん
おっちゃんにしたら普通のことしてんのに そういう風に言わはるのは ふとん屋として当たり前のことをしてないところがあるのかもしれまへんな けどおっちゃんの友達のふとん屋さんは うち以上に親切なところがいっぱいあるんですけどなあ
どこが親切に思われたってですか 枕作りに来て 敷ふとんの話になったりすると 敷の状態悪いからと無理やり販売しなかった ふとんのサンプル体験させてくれる ベッドまで貸し出し体験してもらう 当然ですがその人に合わないものなら売らない 睡眠以外の情報の提供、時々 電気屋さんにもなり 修理屋であったりもする 押し入れの掃除して帰ることもある など
地元の人にはふとん屋以外の仕事をしてあげたときに感謝されますがふとんのお世話したときは当たり前と思われてますな
「あんたのお父さんにつくってもろたふとん今もつこてるでぇ」
ありがたい話なのですが 親父が死んでかれこれ20年くらいになる・・・
寒くなったので毛布を買いに来られたとき「○○さ~ん、去年 パシーマっていうのん買ってるやん あれ使いんかいなぁ 毛布なんか買わんでええって」
掛ふとんを新しく替えようときたお得意さん 「買い替えんでもええがな 前ので十分やでぇ」
買うって言うてんのに 売らへんかったら いつまでも貧乏しまっせ
人相占いで 垂れた眉毛の人は 「ええ人やね」で一生使いっ走りで終わるって言われたんですが あたってんねんやろか
ふとん屋さんの仕事は 何代にもかかわらなアカンと思いますねん おっちゃんが作ったふとんをもって結婚し その子どものふとん そのまた子どものふとんの世話もするという風に ずっと関係がつづくのは当たり前のことなんですわ
一生使いっ走りでええんかもしれまへんなぁ
いろんな人に大切な思いを伝えたいので
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