誰でも 自分の自然の力で 眠ることができるのに できなくなってしまう これはからだを過保護にしすぎてしまった結果ではないでしょうか 過保護にされた体は中々元に戻りません 時間はかかりますがあきらめてはいけません
安易な方法をとると どんどん悪くなります 寒いから電気毛布 眠れないから睡眠薬 暑いからクーラー リズムの狂った体はどんどん悪くなってしまいますよ
睡眠の話とは違いますが 今読んでいる本に参考になることが書いてあったので紹介します
整体法の元祖といわれる 野口晴哉氏の著書「風邪の効用」から抜粋です
『入浴というのは体を刺激して体の働きを高め、又 毒素を排泄させるような働きを持っているのですから、むしろ体に異常のある時に入る必要がある。
皮膚には排泄作用といって体の老廃物を捨てる働きと、呼吸作用といって皮膚呼吸をする働きがある。 皮膚呼吸というのは人間にとって非常に大事で、体の三分の二を火傷すると死んでしまいますが、それは皮膚呼吸が行われなくなる為です。 だから皮膚は体表の、皮の袋ではなくて、排泄と呼吸という生活機能を持っている訳です。 皮膚呼吸というのは非常に大切なのであります。
ですから皮膚を刺激することは、ある意味皮膚呼吸を促進する働きがある。
だから入浴で風邪を治すという私共の考えは非常識ではない 非常に合理的なのですが、一般の人は入浴を洗濯と心得ているから、風邪をひくと入浴を止めてしまう
しかし 石けんをつけて洗うというのは、大便が毎日出ているのに浣腸しているようなものです。浣腸すれば全部丁寧に出るけれでも、それを習慣として繰り返していると、浣腸しないと大便が出ないような体になる・・・
それと同じように、いつも石けんをつけて丁寧に洗濯していると、皮膚の排泄する働きをすっかり鈍らせ、弱らせてしまう。自分の体の働きで掃除ができないようになり、汚れやすくなる。同時に皮膚の呼吸作用も鈍ってくる。
皮膚にくっつけてある物質をとる目的で石けんを使うだけでなく、汚れてもいないところを一生懸命に、木綿ものを洗うようなつもりで洗ってる人がありますが、それはあまり感心しない。
まして 赤ちゃんの場合は、油を過剰に分泌することがあっても、別段クリームを塗るわけでもないのですから、石けんをあまり使いすぎるということは風邪をひきやすい体にする。皮膚の生活機能を鍛錬するのでなく、あべこべに鈍くするような方向に行きつつあるのだ・・・
できるだけ人間の持っている体の自然の力で暮らしていく。そういう自然の力が高まって体は強くなってくる。
自分の体が自然の力で強くなったのでなければ、支え棒をして丈夫にし、浣腸をして毎日大便が出たからといっても、別段それは、丈夫であるということと関係がない。
やはり人間が健康であるということは、自分自身の力によって健康であることだけが良いのであって、守ったり、屁ったり、支え棒を立てたりしてやっと無事に突っ立てるという、山田の案山子のようなものと一緒に考えるわけにはいかないと思うのです。』
だいたい入浴で老廃物はとれてしまうのに 汚れてもいないところまで石けんで洗いすぎるから、おまけに 肌に優しいと弱酸性なるもので洗うから 体の自浄能力を落とし再生力まで弱らせてしまうということですね
睡眠も同じで 自然の力を鈍らせた結果 化学にたよることになるんです
自然の力で眠りましょう 今からでも遅くありません 電気毛布やアクリル毛布にたよった時間が長いと 回復にも時間はかかりますが あきらめずに 元の自然な体に戻すようにしましょう
風邪を引くのは、身体が冷えていることが原因ですから、風呂に入ることが良いと思いますね。
それから、皮膚を強化するには乾布摩擦が効果ありです。これは私の実践からも、確信を以っていえます。
良い情報有難うございます。
坂東さん コメントありがとうございます このことを知るまで風邪ひいたらぜったに風呂に入ってはいけないと思っていました