先日 久しぶり「遠くへ行きたい」を見ました ちょうどその時は永六輔さんの出演で 食事を頂くときに 「あなたの命を私の命にさせていただきます」とおっしゃいました
なるほどそういうふうに考えるんだと感心いたしました たぶんそのことが書かれている本があるだろうと調べましたら 「学校ごっこ」という著書がありました
永さんが小学校の同窓会に行き 子ども達と一緒に給食を食べることになったそうです そしたら先生が笛を吹いて食べ始め 終わったらまた笛を吹いたそうで なぜ「いただきます」を言わないのかと問うと
「委員会からやっっちゃいけないと言われているので笛を吹いています」
「憲法違反ですから」 「宗教行為を公立の学校ではできないんです」
「いただきますのどこが宗教行為なんですか」という問答があって永さんは「いただきます」の言葉の意味を説明してくれました
野菜や肉 その食べ物は全部生きていたわけで みんな命あるものです
今までそこに生きていた食べ物を「あなたの命を私の命にさせていただきます」
食べ物に対する感謝の心を表しているのです その前の言葉を省略して「いただきます」と言っている
食べ物の余っている日本と食べ物がなくて死んでいる子がいっぱいいる国・・
せめてわれわれが礼儀正しく行儀よく食事をさせていただく ご飯が食べられて
ありがたいなと思う気持ちを持ち続ける それを忘れて何も感じなくなったら 人
間としてめちゃくちゃになりますよ ・・・「いただきます」という思いがある子どもは
やはり相手の立場を考える子に育ちます
だから必ず「いただきます」をいわせてください
というような内容でした 最近 小学校の給食の時間を見たことないんですが ほんとにこんなことになっているでしょうかね 一度近くの小学校に行って確認してこようと思います もし 何も言わずに 食べていたら 「あなたの命を私の命にさせていただきます」と説明してきます