台湾の羽毛精製工場

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遅くなりましたが 先週の台湾の羽毛工場の報告をしておきたいと思います


 昨年の工場視察 ポーランド ハンガリーの洗浄工程との違い


工場1はっきり言って 台湾の工場はものすごくきれい 東欧の工場設備はものすごく古くて 修理しながら使ってる感じでした それでもきれいに洗ってればいいんだと それをもう一度日本で洗浄すればいいと思って見ていましたが こちらの工場をみると もうこれで十分だと言えます 写真は 精製された羽毛の保管場所ですが 東欧ではこのエリアもダウンが散らかってましたし 羽毛のにおいもけっこうしてました 台湾ではこの段階で倉庫内のにおいがありませんでした またこちらは工場2暑い国ですから 常に換気やエアコンで湿度調節してました 写真は羽毛をブレンドして品質を調整するところですが 彼らは常に長袖 顔も肌が出ないようにかぶっています これは 羽毛に汗などがつくと 腐敗してにおいのもとになるため徹底して余分なものが入らないようにするためです 最近は洗剤にもこだわるようになってきて できるだけ有機洗剤を使っているそうです それで一時洗浄と二時洗浄をいれると合計で14回も水洗いを繰り返しています そうすることによっ工場3て日本基準の油脂分1.5%よりももっと落として0.7%までするようです  100%落としてしまうと羽毛としての価値がなくなってしまうのでできませんが 羽毛の質を落とさないぎりぎりまで油脂分を落としているためでしょう においがほとんどしません 写真は洗浄中の機械の中を特別に見せてもらいました 洗剤と羽毛が混じり合って見たところ何を洗っているのかわかりませんが ふたを開けたため飛び散る物体でまわりがぐちゃぐちゃになっています こうやって洗われて その後不純物を取り除き 選別機にかけてきれいなダウンだけにしてもまだダメな工場4んです その中にもまだ鉄粉などが含まれているようで このあと写真の筒を通ります これは強力な磁石でゴミをとる装置ですが こんなきれいな羽毛には何もついてるはずがないと思って筒内を見てみると磁石に細かい鉄粉がついていたのには驚きました


こうして徹底的に精製されて日本に来るのですが おっちゃん達が扱ってる イワタの羽毛はここからまだきれいにする特別な技術があります


これだけきれいにしたらもう何も出んやろと思うでしょ ところがでんな このあとイワタはイオゾンα2加工という世界特許の加工でまだまだ不純物を取り除き 羽毛にさらにパワーを与えています 


これで世界一クリーンな羽毛が出来上がり 水洗い可能な羽毛ふとんとなるわけなんです だからアレルギーがあってもここまできれいにした羽毛ふとんなら使えます よくアレルギーだから羽毛ふとんはダメといわれるのは羽毛に付着する不純物に原因があります きれいな羽毛ふとんで水洗いができれば気持ちよく使い続けることができます


工場5ということで工場視察したあといろんな羽毛サンプルを見せてもらっていたらすごくいいのがありました ハンガリー産のシルバーグースなんですが 普通は機械でダウンを選別するのを人の手で選別したものすごくいい羽毛です 一日にたった1キロしか作れないそうです まだ先になるそうですが イワタはこの羽毛取り扱うようです ただ 価格はとびきりよくなりそうです どうです誰が見てもいいのがわかるでしょ


龍山寺それからこれは羽毛とは関係ないんですが 視察だけではなく少しは観光もさせてもらいました その中で ちょっとおっちゃんとこの商売と関係のあることを紹介します 


台北に龍山寺というお寺があります 


ここでもらえる赤い糸を持ってると良縁に恵まれる言われているそうで 以前にももらって帰って プレゼントしたら ほんとに良いパートナーが見つかったと一緒に行ったふとん屋さんに聞いたので ちょっと遠慮赤い糸しながら 3つもらって帰りました 


といってもおっちゃんには必要ありまへんのでもしよかったらこの糸分けてほしいなぁと思う方 メールください プレゼントします


 


それでうまいこといったら その時はわかってますよね・・・・・ふとん買ってね


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“台湾の羽毛精製工場” への2件の返信

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