工場見学3

ようこそおいで下さいました

このままお帰り頂いてもよろしいけど よかったら読んで帰ってくれはったらちょっと得するかもしれまへん ついでにランキングへクリックもお願いします






つづきです


ということで他の皆さんはまだまだ龍宮さんに残ってお話されてましたが おっちゃんは次の目的地 「総桐箪笥和光」へ行かなければならないので00000010一足先に「龍宮」さんをあとにしました 車で筑後吉井という駅に送ってもらってそこから電車で行くことになりましたが この線は単線なんです 昔 ひとり旅をしてるころはよく乗りましたがひさしぶりですね でも昔のような情緒はありませんね 電車も近代的でした このあと久留米で乗り換えて羽犬塚というところで和光さんたちと待ち合わせることになります その日はもう遅いので羽犬塚駅前のビジネスホテルに泊まりましたが ちょうど駅前は新幹線の高架工事をしていました


へえ~こんなところでも新幹線なんやと思い ここまで新幹線はいらんやろと言ったら これができると便利なんですよねと和光さんに言われました やっぱり地元の人たちは熱望してるんだということがわかりましたが 大阪や東京に住んでると のどかな風景が残ってる地域がいいように見えるんですが 地元の人たちとっては やっぱり便利な方がいいんですよね その夜 会食をご馳走になり ホテルへ帰ってから コンビニでも行ってこようと外に出ましたが ぜったいにあると思ってたコンビニがない


周辺を相当歩きましたが見あたらん 探した方向が悪かったのか結局見つからずそのままホテルへ戻ってしまいました コンビニのない地域があるんやとビックリというより ホッとした気分でした


そしていよいよ翌朝 組子ベッドの作ってるとこを見学させてもらったんですが


組子やっぱり実際に見ておいてよかったです 出来上がったものは毎日 店で見てます お客さんにも知ったかぶりで「全部桐で手作りでっせ ほんまに手がかかってます」と言ってきましたが ほんまに手のこんだ行程を経て組子ベッドはできるんですな ちょうど組子を組むところを体験できるようにしておいてくださったので実際にやってみましたが実に細かい仕事ですな 少しでも焼桐ずれてると合いませんがな そのあと焼桐のところも見せていただいたりしましたが 


ビックリしたのは古い桐箪笥の再生ですわ あんなに古いもんがこんなにきれいに新品のようになるんです ほんまに新品みたいでしたな せやけど家に もしこんな古い箪笥があっても こんなになるとは思わんと汚い 桐箪笥洗いらというてほかしてしまってたらもったいないでんな  これと同じ材料が使われた組子ベッドです まだできてそう年数は経ってませんが 大事にしたらきっと箪笥のように次の世代に残していけるベッドになりまっせ ほんまにええもんに出会えてよかったですわ


ふとんを使うために作られたようなもんで まさにふとん屋さんが販売しなければならないようなベッドです 今後 全国で販売する店が増えますやろうけどきっとそれはふとん屋さんが担うことになるはずです お近くで見れないときは近くのふとん屋さんにおいてもらうようにお願いするといいですね  ふとん屋のおっちゃん、一押しのベッドです 組み立て方の動画を作ってくれはったので見てください ほんまに子どもでも組み立てられまっせ




さげもん話は変わりますがこちらの地域ではひな祭りを長期間するんですね2月から4月までするようです「さげもんめぐり」というそうで 雛飾りだけじゃなくて写真のようなもんをいっぱいぶら下げるそうです 端午の節句は鯉のぼりがあって外に向けて派手なイベントになりますが ひな祭りは家の中だけで地味じゃないですか これってなかなかいいですね もちろん柳川の伝統行事ですが 全国にも広がってもいいイベントやなと思いました


長くなりますがまた話は飛んで このあとここまで来たんやから 以前から気になっていた袢天メーカーに寄って帰ることになります


「宮田織物」さんですねん 自社サイトもあり直接販売もされている袢天と作務衣を作ってる会社です http://www.e-miyata.com/index.html


宮田ここの袢天を置きたかったんで直接おじゃまして頼んできました 当然手作りです もう今年はいらんくらいに温かくなってきましたが 今年は燃料が高くなって節約のために袢天がよく売れたと聞きます おっちゃんとこはここのが置きたかったので ずっとやってませんでした お客様の問い合わせは多かったので やっと念願が叶いました


今はない大阪の問屋さんから買ってたころの宮田さんの袢天は、家内の使っているのなんか20年になりますなあ ええもんはやっぱり長持ちしますな 


最初は高いようですが何でもええもん買うときましょ 長持ちします 大事にしまひょ 


今年、また 寒くなったらおっちゃんとこにも宮田さんの袢天置いときますよってに頼んます


というようなことで報告がものすごく遅れましたがこれは3日間店空けたためでした めっちゃ忙しい行程でしたが行ってよかったです ほんまに


  

“工場見学3” への4件の返信

  1. 出張の報告、ご苦労様です。
    面白く拝見させてもらいました。
    龍宮さん、すっごく田舎だけど、都会生活の者からしたら自然がいっぱいで空気が良くて、景色が良くて、、
    私は好きですね。
    私が行った時は秋になりかけの頃で、彼岸花が咲いていました。
    暮らすとなると大変な事が多いでしょうけど・・・
    また行きたいなぁ~って思います。
    組子ベット、手間な仕事なんですね。
    見たり、触ったり、体験するって、ものすごい価値がありますね。
    高くても一生いい睡眠が得られて、元気に過ごせるのなら、その価値はあります!
    安物買って、体悪くして、ベット買い替えて、、、
    ゴミになって、お金捨てるような事して、医者代払っていたら、、、、(>_<)  ですね・・・ ちゃんとプロの意見を聞いて、いい眠りに出会って欲しいですね。

  2. ブログ紹介ありがとうございます。
    組子ベッドを組み立ててる人物は、私です。
    撮影は3~4回撮りました。
    結構インパクトがあって、理解しやすいと評価を頂きました。
    又いずれ、動画を配信しますので楽しみに待っててください。

  3. 実家の改築の為の引っ越しが先月に終わりました。引っ越し業者はアートさん。おまかせパックにしたそうで、組子ベッドもキチンと組んでもらえました(^-^)/総桐の箪笥は洗いというのに出して孫の嫁入り道具にすると聞いた事があります。最近の家やマンションには必ずクローゼットが標準装備?みたいでコートや毛皮に虫がつかないのかな?と疑問です。両親に買ってもらった箪笥も当然持って行きます。地震対策をしてもらいます

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