ベッドは寝具であるのに これまで家具扱いされていました だからふとん屋さんへふとんを買いに来られたときはすでにベッドを買われていることが多かったです それに一時期 羽毛ふとんがすごい勢いで普及しだした頃 家具屋さんでふとんを売ってしまうことも多くなり ふとん屋さんに来られたときは カバーやシーツを買い替えるときやその他の補助寝具を買うときだけなんてことも極端ですがありました
ところが最近 ベッドを寝具ととらえる方がおられるようになり まず ふとん屋さんに相談に来られる方も増えてきました といってもあくまでもおっちゃんの店の話です
いろんなベッドがありますが たいがいマットのついたベッドです ベッドを寝具とすると このマットは敷寝具の一部になります 敷寝具というのは体を支える目的以外に 保温や吸湿をする役目も重要です しかしこれまでのマットは保温吸湿としてはほとんど役に立ってませんでした 気がつかれた方は敷ふとんを載せておられますが ほとんどはベッドパットだけであって 体を冷やしておられることに気がつかず たくさんの補助寝具をつかったりしてごまかしていました それにマットも時々干さなければいけないということもあまり知られていません これを言うと干さなくてもいいと思ってベッドにしたのにと言われますが やっぱり干さなくてはいけません でもあの重たいマットをいったいどうやって干せというのでしょう まあ 普通は無理でしょう そういうこともあって 最近では畳ベッド すのこベッドを希望される方も多くなってきました しかしこれにしても ベッドの敷寝具は干さなければいけません すのこで通気性がいいだろうと思って干さないでいるとすのこと接地している敷寝具とのあいだがカビだらけになった例も見てきました
まめに手入れをされる方には問題ないですが そういうお家ばかりでもないでしょう おっちゃんの使ってた以前のスプリングマットも買い替えるまで めったに立てて干したことなかったです わかっていてもなかなかできないんですよ
わかっていてもできないのに畳やすのこベッドに変えても きっとまめにはできないでしょうね
それじゃ 多少 ずぼらなことしても寝具が傷みにくいベッドはないか
それでです また、また また 出てきました 総桐「組子ベッド」です まあどんだけずぼらなことしても大丈夫ですわ といっても無茶はあきまへんで あきまへんけど 無茶苦茶ずぼら人のために実験だけはしています 6ヶ月ぐらいやと思います 敷ふとん干してません でも敷ふとん湿っぽくなりません
多湿な気候が多い日本で ベッドを使うんやったら これに限りまっせ
それからでんな ふとん屋さんは敷寝具を売らなあきませんが 敷寝具との組み合わせが最もあっているのがこの組子ベッドです
全国のふとん屋さん、大きなお店は いろんなベッドを置いてはるんやろけど 小さなお店でも 敷ふとんと組み合わせるんでしたら この組子ベッド一台だけ展示してみてください そしてお勧めの敷ふとんと一緒に使ってみてください
組子ベッドの和光さんにかわって ふとん屋のおっちゃんがお勧めします
わからんことがあったら おっちゃんに直接メールください