今朝のニュースで、2004年の出生率が1.28になったと言ってました
出生率が2.08を下回ると人口が減っていくそうです
子どもを産まないのは女性の就労が本格的になってきたからだと
ずっと思っていましたが違うそうです
チャイルド・リサーチ・ネットというところで 前田正子さんがこのような発表をしています
一部抜粋
『1960年代から70年代、欧米先進諸国では女性が高学歴化し、
社会進出が進み、それにともない出生率は低下しました。
その時期をひとつの転換点として、女性の就労を前提として
育児休業制度や雇用条件を整えるような政策パターンをとっ
た国と、あくまでも女性は家庭にいるべきで働く女性は例外
的存在だという考えから、子育てと就労の両立のための支援
政策を行わなかった国とに分かれました。
80年代になり先進国では女性の社会進出がさらに急激に進み、
80年代になり先進国では女性の社会進出がさらに急激に進み、
それにともない母親になっても職場に残って仕事を続ける女
性たちも増えてきました。それで90年代の状況を見ると、働く
女性の比率が高く女性が働きやすいように制度を整えた国ほど
出生率は高くなっています。・・・・
一昔前は女の人が働くと子どもが生れないと言われたのですけ
ど、90年代の状況を見ると女性が働いている国ほど、子どもが
生れています。
少子化対策の一つとして女性の就労支援が言われるのは、結局
育児をしながら仕事もできるように制度を整えている国の方が
出生率が上がっているからです。女性が高学歴化した国で、あ
いかわらず女性は家庭にいるべきだとした場合、スペインやイ
タリア同様に出生率の下げ止まりは起こらず、どんどん下がっ
ていく可能性もあります。政策を転換すれば、上がるとまでは
言えなくても、下げ止まりは起こるはずです。
今の職場の状況で働きながらの子育ては大変ですから、「幼い
子どもを抱えてまで働き続けたくはない」という思いが多くの
女性にあります
既婚の働いている女性は、専業主婦と同じくらい子ども
を産んでいるのです。つまり、少子化の原因は既婚の働く女性
が子どもを産まないせいではなく、結婚しない女性が増えてい
ることにあるのです。』
女性が働きやすく職場復帰をしやすくし子どもを育てやすい制度が大事なんですね
子どもを産めば 成人まで一切お金がかからないとかで
たくさんいる方が得するような制度って作ってもらえないかね
一方で 育児に悩むお母さん、親になれないような子どもみたいなお母さんとか産んでからも問題が多いですが、育てられないなら一人で悩まず地域みんなで育てられるようにしたいですね
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