20年ほど前、まだ無農薬や有機栽培などにこだわる人が少なかった頃のこと、近所にあったお米屋のY君が 滋賀県まで無農薬有機栽培の米を仕入れに行ってはおっちゃん達にわけてくれくれていた頃
Y君:「まついさん こだわって米買いに行ってたら
頑固に昔の製法を守ってる醤油があったんで
買ってきたんや! これ一回、なめてみてみ~」
おっちゃん:「Y君、醤油なんかこだわらんでも おいしい
醤油いっぱいあるやん
うちで使ってる○○醤油もおいしいでぇ」
と言って Y君が手のひらに、ぽたっと一滴垂らしてくれたのをなめてみました
その時の感激は未だに忘れません
おっちゃん:「おいしい! 何これ 醤油って調味料やと思てたら
違うんや これ、めっちゃおいしいやん
飲んでもええぐらい美味しいやん!」
という経緯で今日まで ずっと使ってきたのが
滋賀県の醤油蔵元「丸中醤油」さんです
最近、いろんな雑誌で紹介されるし、テレビ「どっちの料理ショー」にも使われたので知ってる人も多いと思います
おっちゃんも時々浮気して 他の醤油を使いますがやっぱり丸中醤油でないとあきまへんねん
自分が美味しいと思ったものを時々お客さんにプレゼントしますが 中々 こういう味についてこだわる人って少ないのか たくさんの人にプレゼントしてもほんまにおいしいと言ってくれたのは10人ほどで その後もおっちゃんのところへ買いに来られるのは4件です(時々醤油屋にもなります)
みんな 化学調味料に慣れてしまってるんやなあ
こうやっておっちゃんの家族はいつも化学調味料を使わずに 味にはこだわってきましたが これに慣れてくると 当たり前になってくるんですね だから 時々、化学調味料いっぱいのもの食べるとものすごく悪いのがわかるんですわ
これやこれや、なんか麻薬のような感じで使わないられへんようにしてるみたいやと思うことがあります
食べ物やと美味しいのが当たり前になって気がつかなくなっても 外食したらすぐわかりますよね
寝具に置き換えてみても一緒ですねんで
おっちゃんが勧めるふとん使ってるとそれが当たり前になってきて はじめて使ったときの感激とか忘れてしまうんですわ ところが 旅行なんかに行ったときアクリル毛布や化学繊維のふとんに寝かされたら 気がつくんですね
なんやこれ むちゃくちゃ蒸れるやないか よくこんなもんで寝れるなあと一晩苦しむことがあります
ほんものの寝具 天然素材の寝具を常々さわっていると 偽ものが現れるとすぐわかるようになるんですね
食べ物でも寝具でも みんな同じです いいもの本物にたくさん接していないといけませんね
妻は学生の頃 骨董品屋さんでアルバイトをしていたそうです
その時そこの店主に言われたそうです
「なんでも ほんものをたくさん見ときや
いっぱい見てたら 偽物がわかるようになるんやで」
ふとん屋のおっちゃんも すぐに見極めがつくように勉強しとかなあきまへん
お客さんに怒られんよう、日々、努力せなあきまへんなあ
ということで醤油の宣伝してといわれたわけではありまへんが
添加物一切入ってない「丸中醤油」はほんまにおいしいでっせ
丸中醤油さんに許可をもらったので こだわりの店にリンクしときます
本当に他と比べると良くわかりますよね。
うちでは、大地を守る会からホンモノの調味料や無農薬野菜などをとっています。
たまに、他で買うと、
ニンジンって、こんなに味がないの?
白滝って、こんなに味がなくて、うまみもないの?(漂白してあるらしい)
豆腐って、ただ水っぽいだけ。(豆のかすを使っているらしい)
厚揚げも、おマメの甘みがないじゃない・・・
醤油は、塩気がきつくて、まろみがない・・・って感じます。
醤油は、720mlで980円の物を使っています。
最初は高くて目が飛び出るかと思いましたが、まろやかで美味しいし、他の物に変えても、料理の味が違ってしまうので、定番になりました。
関東のおばちゃん
おっちゃんとこはそこまでこだわれませんね
少しの期間 やったことありますが 無理でした 計画的に買うことができないんですね だから 今では 買い置きできるものだけです
調味料と お米にお茶ぐらいですね
醤油は かめ○○ですか
かめ○○さんもまっとうな醤油屋さんですよね。
大地の扱いは2つで、「かめび○」と「山久」
うちは、やまひさの杉樽仕込みの無農薬醤油です。
大地は、毎週、どんなにたくさんでも、200円で配達してくれるから助かるけど、そうでないと続けるのは大変かも。
うちは病人がいるから、気を使っているけど、何食べても大丈夫な人もいるから、それぞれですよね。
本物を作ってくれている所を、買うことで、応援していきたいと思ってます。
関東のおばちゃん おいしいこだわりのものがあれば また教えてください