日本睡眠学会の聴講でもうひとつ気になる情報です
よかれと思って家中の照明をLEDに交換してしまいましたが
LEDを夜間にたくさん浴びるのはたいへん問題ありだそうです。
特に若い人たちは光に囲まれた環境が多すぎて
睡眠のリズムを非常に悪くさせてしまっています
照明、スマホ、パソコン、テレビなどLEDが蔓延してますが
LEDからはブルーライトと呼ばれる波長が出ています
このブルーライトが問題なんです。
眼の機能として物を見るカメラとしての眼と、時計としての眼があります
時計としての眼はこのブルーライトが入ることで昼、なくなれば夜と判断しています
若い人たちはこのブルーライトがよく透過するようで
夜、スマホをさわっていると脳は昼だと認識してしまい
メラトニンが抑制されて眠れなくなっていきます。
幼児や小学生に夜になってからスマホやテレビを見せることは
親として責任を感じなければいけません
中高生でどうしても夜遅くまでパソコンなどを使わなくてはいけないときは
ブルーライトをカットするPCメガネを使用することを勧めます。
PCメガネの使用でメラトニンの出る時間が早くなるというデータがあるので
かなりの効果があるようですね
電球色のLEDは大丈夫かというとそうではないようです
元の光はやはりブルーライトなので同じことになります
ブルーライトが悪いのではないので誤解しないでくください
浴びてはいけない時間があるということですよ
若い人はブルーライトが透過しやすいですが
高齢になってくると逆に透過しにくくなるので
昼夜のメリハリがはっきりしなくなり、睡眠障害になりやすいので
高齢になってくると昼間に十分な太陽光を浴びせて覚醒を持続させて
あまり早くに眠らせないことが睡眠のリズムを整えることになります
子どもの夜型化は親の責任でっせ
そのしっぺ返しはそのこが大きくなってから来ます
その時では遅いですよ 戻ってやり直せないんです
責任をもって子どもに十分な睡眠をとらせてやってくださいね
当然、そのための道具も整えてあげてください