家に急須がない?

睡眠の話題からはなれますが気になることを思い出したので

 

10年ほど前、子どもが幼稚園の頃です

 

毎日、水筒にお茶を入れて持って行きますよね

 

そう、うちでは毎朝、お湯を沸かして急須でお茶を入れて飲みます

 

そして水筒にも入れて幼稚園に持って行ってました

 

今でも高校生の息子たちは水筒にお茶を入れて持って行ってます

 

当時、時々幼稚園に行くと水筒を持ってない子がたくさんいるんですよ

 

よく見るとペットボトルのお茶を保冷袋のようなものに入れているではありませんか

 

何でも聞きたがりの私です、そこのお母さんに聞きました

 

お茶なんてスーパーでペットボトルで買うもんやと言うではないか

 

ひょっとして家に急須がないとか・・・・

 

そう 急須なんて使ったことないそうです

 

ひぇ~ そこの子かわいそ~ おいしいお茶飲んだことないんや

 

ペットボトルのお茶がほんまもんやと思って育つんや

 

ほんとにそういう家庭多いそうです

 

息子に聞くと、友だちの家行ったらペットボトルのお茶が

 

ケースで置いてあるそうです

 

食卓に並ぶ料理までが買ってきたものであったり、

 

そのうちご飯も炊かないまな板も包丁もない家なんてのが現れるかも

 

食うことと寝ることはもっと基本を大事にしなければ人間つぶれますよ

 

 

 

情けないなぁ ふとん屋がこんなん売るなんて

最近のふとん屋は売れるもんなら何でも売る傾向にありますね

 

ネットを見ていてもありとあらゆる商品を並べ立てて、いったいこの店の

 

信念はどこにあるんかいなと思ってしまいますね

 

吸湿のしないフニャフニャの低反発かと思えば方や、かちかちのポリエステル入り

 

硬綿ふとん、マイナスイオンがでるので体にイイと、曖昧なデータをもとに

 

ぜったい効くみたいなことをいう

 

販売店だけではありません。大手メーカーに至っては人の健康なんて

 

どうでもエエんかいなというぐらい次から次へと商品作って新しいモノを

 

売ろうとする。だいたいふとん屋の歴史なんてのはたかだか120~130

 

年ぐらいしかたってないらしい、家庭でふとんを仕立てることも多かったわ

 

けですからね。今までのふとん屋は限りなく素人に近いのかもわかりませ

 

んね。 だからこそ今、もっと勉強して専門を極めて消費者に本当に必要

 

な寝具を提供しなければいけないと考えます。

 

いつも言いますが、私はどんなにメーカーがイイと言っても、自分や家族を

 

実験台にして見極めないと販売しないことにしています。

 

皆さんも、寝具を買うとき店の人が言うことに一言一言つっこんでみてくだ

 

さい メーカーがいうデータなんて信用できないんですから

 

昨今の健康ブームに惑わされないで原点に戻ってください

 

化学を使わず、自然な素材で、十分に睡眠が足りていて、正しい生活習

 

慣を保てば、からだは自然といきいきしてくるものです

 

そういうわたしもふつうのふとん屋でしたが・・・