8月10日(土)、11日(日)も滋賀医科大学睡眠学講座のため臨時休業となります
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リハビリルームでの悲しくて現実的な会話
毎日、16時前になるとリハビリしに行きます
だいたい決まった時間なので同じ患者さんと一緒になります
いつもお隣には脳梗塞のリハビリをしてはる60後半ぐらいの男性が一生懸命頑張ってはります
昨日は奥様が付き添いで来てはりました
リハビリの先生と奥様の会話
「昨日、主治医の先生と今後のこと相談してたんですわ 退院後はどうするって
トイレも風呂も食事も介助がなかったらできないのでおうちで看るのはむつかしいんちゃうかって」
「奥さんが介助しながら、間で介護ヘルパーつけたら何とかなりますよ」
私もそう思う
これくらいやったら家で介護できると思う
「そうですか ・・・家も改造せなあかんでしょ
たいへんですよ むすこにも相談したんですけど、そんなん無理ちゃうんって、お母さんが困るでって言いますねん」
旦那さんを説得するためにわざとこんなとこで言うてるんやわ 最初から自宅で看ることは検討外という感じや
旦那さん、言葉は理解してはるし、少しづつ喋ろうともしたはる 家に帰りたいから一生懸命努力したはるのが、毎日、私には伝わってくるんで悲しくなってきます
家で看るのはめっちゃ大変やのは、私たちも母を看てきたのでようわかります
けど、本人の気持ちもちょっと考えたれよな
少しの時間でもええから何とかしたってほしい
それでも無理がきたときに施設へと考えたげてほしいなぁ
リハビリの先生「そうですか で、どうしはるんですか」
奥さん「もうちょっとしたら退院の時期やって言うてはったんで、そのまますぐに施設へ入れて、家には連れて帰らんとこおもてます」
思わず声かけそうになった
ちょびっとでいいから家の空気吸わしたりぃな
それぞれ家庭の事情があるやろから決めつけられへんけど、
つめたいなぁ かわうそうやなと隣で重たい気分になってしまってました