これは土曜日のお客様だったかな
枕をつくってほしいと来店されました男性です
おっちゃん:「まずどんな敷ふとんに寝てますか
それと使ってる枕は? 」
お客さん:「低反発の○○マットとその枕のLサイズです
肩がすごいこるんです
それだけを何とかしたいんです」
おっちゃん:「それでちゃんと眠れていますか
熟睡できてるのかな
体が沈んで寝返りが打てないでしょ」
お客さん:「寝返りがうてないことはないですよ
ただ 冬は固くなるんで温めてから寝るんです
それと体が沈むんで枕はけっこう高いです」
おっちゃん:「お客さんは軽そうやからあんまり沈み込まないんで
辛うじて寝返りがうててるんでしょうね
ぜんぜん吸湿しないから体は苦しんでると思うけどね
肩こりも枕が高すぎるせいもありますな
でもねうちにはそんなフニャフニャの状態は作られへん
ということでそこで使う枕は、今 ここで作られへんねぇ」
お客さん:「作ってもらえないんですか」
おっちゃん:「そのマットはもうやめといた方がええと思いまっせ
もっと吸湿のよいふとんに替えた方がいいですよ
それからやったら作りましょう」
お客さん:「ええっ 何や 門前払いみたいやなあ」
おっちゃん:「そんなつもりはないけど
今この駱駝敷の上で作ってみても
帰ったらぜったい合わないですから
きっと今後今の敷が悪いことに気がつくでしょう
その時、また考えましょ」
ということで今の敷環境を替えない限りこの方に枕を作ることはできまへん
またこの方も今の状態が悪いということにまったく気づいていません
敷は吸湿しなかったらあきまへんのや いずれ気がついてくれはって また尋ねてくれはりまっしゃろ 決して冷たく追い返したつもりはありまへんで
いや~、私も全く同じコトしています!!
「肩こりが酷くて」といらっしゃった方の寝具を聞いて、やわらかいベッドだったり、低反発のマットだったりすると、「まずそれを変えないと治りませんよ」と説明して、「枕が欲しい」と言われてもお断りしています。
やわらかい寝具で寝ている方に、首の矯正力のある固い枕で寝て頂くと、かえって首を痛めてしまうので、絶対ダメですね!!
まず敷ふとんですよね