黒板設置したとたんにご夫婦でご来店なさいました
お客様「今、黒板見たんやけど、ほんまに相談にのってくれるン?
ふとんで眠れるようになるん?」
おっちゃん「見ていただいてありがとうございます
ふとんは不眠を治す道具ではありませんよ
今お使いの寝具、生活習慣などを伺えば
改善のヒントがあるかもです
これも何かの縁です 聞かせてください」
お客様「俺とちゃうねん 嫁さんの方やねん
救急車で運ばなあかんほど具合悪いときがあるくらいやねん
薬もらって徐々に改善はしてきてんねんけど
眠られへんみたいやねん」
おっちゃん「では奥様にお聞きします
生活のリズムはどうなってます
使ってる寝具がどのようなものかわかりますか」
お客様「今使ってる寝具??
ホームセンターで買った安~いふとんです
リズム??って言われたら分かれへんけど
たぶんむちゃくちゃやと思います
子どもが8時半寝るから一緒にふとんに入ったら
11時過ぎに目が覚めて寝られへんなぁと思ってたら
主人が帰ってきて、また寝られへんようになって
夜中に何回も目が覚める
時々 主人が夜中に仕事に出る日もあるから
一緒に起きたりしてたら 日中ふらふらになって倒れたんですわ」
おっちゃん「そりゃたいへんやわ ふとんだけの問題ちゃうねんけど
今使ってる寝具はふとんちゃいまっせ」
お客様「ふとんちゃう??」
おっちゃん「はい!ふとんは吸湿、放湿、保温のできるものを言います
今お使いのものは・・・補助マットみたいなもんですわ
直接 体をのせるものではありません
他にも問題はあるんやけど
今の敷寝具では深い眠りが得られないのでしょう」
お客様「まくらは??」
おっちゃん「今の枕って高いんじゃないですか
それに枕はあとでいいんです
まくらだけで睡眠を変えることはできません
安眠枕なんてありません」
というようなことで実際に敷寝具を合わせて寝ていただきましたが
もうそのまま眠ってしまいそうになって、
ご主人がこんなことぐらいで眠れるんやったら買うかって聞いてはったんですけど
使ってみても一緒やったらもったいないなと言われたんで
おっちゃん「心配せんでも貸してあげまんがな
今夜からしばらく試してみなはれ」
お客様「ええ!!貸してくれるん
いくらで?」
おっちゃん「お金は要りません
それよりふとんだけの問題ちゃうようやから
しっかりリズムを取り戻せるようにしましょ」
まあそういうことで午後4時頃に訪問してきたんですけど
非常にマズいことが・・・
日中にもかかわらず室内が真っ暗
おっちゃん「お客さん!!これはあかんわ
日中は太陽の光をいっぱい浴びるようにせなあかんわ
これで逆に夜になったらめいっぱい明かりをつけるんでしょ」
これでは眠りモードに入られへんでしょ」
お客様「そうは言うても体の調子が悪いから散歩とかできないんです」
おっちゃん「じゃぁ 外に出なくてもいいですが
室内に光をもっと取り入れて
時々ベランダに出て目に太陽の光が入るようにしましょ
午前中は二度寝があってもかまいませんが
正午を過ぎてからは15分以上寝たらあきまへん
特に気をつけるのは夕方
ここでは絶対に仮眠しないこと
動けるようになったら午前中と夕方に屋外活動をしましょう
さらに楽になったら日中の活動量をもっともっと増やすことですね」
毎日 日中にこんな暗い生活してたら
そりゃ鬱状態になってきまっせ
これからはお客さんの言葉だけでなく
生活現場も見せてもらわないとあかんなぁと思った次第です