門前の小僧習わぬ経を読む

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やっぱりふとん屋の子でんな


次女は今、看護学校に行ってます 看護師になるまでいろんなことを習うわけですが 今日はベッドメイキングの実習があったそうです


おっちゃんたちにとってシーツかけたり枕カバーかけたりなんて毎日やってるわけで とくに娘に教えたわけもないし こんなこと誰でも知ってることやと思っていたんですが 違うかったらしい


教えられる前に当たり前のようにサッサッとかけていたら先生に 「あんた 上手やね いつも家でやってんのん」と言われたそうです


まわりの人たちは封筒タイプの枕カバーひとつで もたもたしてるのに さっと折り返して手を中に入れれてパッと広げたらぴしっと決まってます 「どっかで習ったん?」


いえいえ、いつも見てたらそんなん当たり前ですねん


ふとん屋さんでは常識でも一般の人にはわからんことがあるんですな


封筒式の枕カバーのかけ方は けっこういてはります それから、羽毛ふとんのカバーのかけ方 角のヒモをくくることを知らん人 ダブルの掛カバーや座布団カバー縦横間違える人・・・座布団は真四角違いますねんで


そのお客さんのわからんことがふとん屋のおっちゃんにはわからん 今さら聞かれへんこんなことと思わんと なんでも聞いてや、おっちゃんに! なるほどなあ、こんなことがわからんかったんかと また一日ブログのネタになっておっちゃんも大変助かってエエこっちゃ



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さおだけ屋の話のつもりが・・・

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7日の毎日新聞にこんな記事が載ってました


<さおだけ屋>トラブル増加 国民生活センター注意呼びかけ


「2本で1000円」などと呼びかけながら、買いに行くと別の高額な品を売りつける「さおだけ屋」のトラブルが増えている。国民生活センターが公表し、注意を呼びかけている。
 同センターに寄せられた相談は、06年度639件。01年度(288件)から2.2倍に増え、9割以上が車などでの移動販売だった。相談者は60代以上が65%を占めた。
 70代の男性は「さおだけ1000円」と呼びかけながら回っていた販売車を呼び止めて注文したが、1本2万4000円を請求された。断ると、販売員の男がシャツを脱いで傷を見せてすごんだため、1本2万円で購入してしまった。70代女性は「2本で1000円」とうたうトラックを呼び止め4本頼んだところ、業者に物干し台も替えるよう言われ、48万6000円を請求された。
 同センターによると、物干し台をセットで購入させられる例が多く、相談者の平均購入額は6万5000円にのぼった。量販店では、ステンレス製で1本500~5000円で販売されているという。同センターは「声をかけるのは慎重に。購入する場合は領収書を取り、連絡先の確認を」と呼びかけている。


おっちゃんの家の回りでも軽トラで回ってるいるのをよく見かけますがとんでもないのがやっぱりいるみたいですね


「さおだけ屋はなぜ潰れないか」という本を読んだときも同じようなことが書いてありました その時 思ったのがこのままでした 極端な例はこのような悪徳業者になるなあと そしたらやっぱり やってるやおまへんか まじめにさおだけ売ってる人もあるはずですから こういうのは迷惑でんな


さおだけ屋の本書いた人もびっくりしてるやろね なんか悪徳業者の説明したような感じになってしもたんやから


この本の著者は「ふとん屋はなぜ潰れないか」というのをテレビで説明したことがあります 全然売れてないふとん屋をわざとらしくテレビで写して こういうふとん屋さんは 実は 裏で貸しふとん屋をやってるから潰れないと説明してしまいました たぶん関西だけの放送やったから 関西のふとん屋さんは激怒しました


中にはそういうふとん屋さんもあるんやろけど みんなそうやで片付けてしまってはいけまへん 極端な例なんですよ


ふとん屋さんが店をほったらかして 貸しふとんにせいをだしてるところはまあめったに見ませんなあ それは本業が貸しふとん屋さんで ふとん屋をついでにやってるとこですわ


ほんまのふとん屋さんはお客さんの睡眠のことを真剣に考えてます 売ったらしまいとは考えてません 一度お客さんになってもらったら長~いことお付き合いせなあかんと考えてます ふとんにはメンテナンスが必要なんです。量販店が売るようなことはふとん屋にはできまへん 生まれたときからお世話させてもろて 結婚・出産 老いてもまだまだお世話させてもらうという長~い長~い関係を持ちたいと考えています


せやから眠りについてはふとん屋で相談せなあきまへんのや お医者さんに相談するのはほんまに病気になったとき その前に お医者さんもお世話になるふとん屋さんへ行かなければなりません 


ふとん屋に睡眠のことがわかるんかと思たはりますやろけど ふとん屋やからわかることがいっぱいあります 実験室とは違うんです いろんな人のふとんをさわる現場に毎日いてるんです 知らないことがあったら一生懸命調べて勉強してます  今 ふとん屋はものすごく進歩しています いろんなところでグループを作って ああでもないこうでもないと勉強を重ねてます


これからふとんを買おうと思ってはる人は近くにあるふとん屋さんに行ってください きっと親身になって相談に乗ってくれます スーパーで肉や野菜買うようにカゴにポイと入れるような買い方はあきまへんでぇ 必ず相談することです そうすると 簡単に解決することがいっぱいありますから


ふとん屋さんの歴史ってけっこう新しいんでっせ 明治の初めころはわた屋さんはあってもふとん屋はありませんでしたその頃 ふとんは家で作るもんでしたし庶民にはなかなか手の届かんもんでした それが綿が大量に輸入されるようになってから庶民にも広がるようになったらしいです


一般の人も手の届くようになったふとんを既製品として売るようになったのは京都の岩田市兵衛さんです、この人が明治21年に岩田蒲団店を開店したのが始まりで つづいてよく知ってる西川が蚊帳に加えて蒲団を販売するようになったというのが始まりです(参考:昔からあった日本のベッド、小川光暘著)


この岩田蒲団店というのが 今 駱駝敷とか優れたふとんを作ってるいる(株)イワタです そしてこのイワタがあって 今のおっちゃんがあるようなもんなんです


イワタは日本スリープケア研究会というものを立ち上げ 全国のふとん屋さんを集めて睡眠の勉強を教え始めたんです ここでいろいろ教えてもらったことがきっかけでふとん屋のおっちゃんは変わっていったんですわ


(株)イワタがなければ 今のふとん屋のおっちゃんはなかったでしょうね


さおだけ屋のこと書いてたらふとん屋の話になってしまいましたね


とにかくふとん屋はなくなったらあきまへんのや そしてふとん屋をもっと利用せなあきまへんでぇ


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17年前のふとん

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一昨日、羽毛ふとんのリフォームをしてほしいということで初めてのようなお客様が入ってこられました でもどっかで見たようやけどなと思いつつお話を進めました


おっちゃん:「当店のリフレッシュ加工は 中身を取り出して水洗い、選別、乾燥してから新たに側に詰め替えるという方法です よくあるスチーム洗浄とかいうのとは違いまっせ だから、ホントにキレイになります」


お客さんはサングラスかけてはって よう顔が見えへんけど やっぱり、どっかで見たようなんで・・・


おっちゃん:「以前、うちでふとん買ってもらってますか」


お客さん:「はい、そうなんです 私が結婚するとき、もう17年も前です 母がこちらで買わせてもらったんです 私らも近くではなかったし たまたま通りかかったら「まつい」というテントが目についたんであの時のふとん屋さんかなと思って入ってきました 以前○○区で商売してたときのことです」


そういわれればお母さんの顔によく似たはるけど 本人には会ったことがなかったので わからなかったみたいでした


その後 連絡が取れなかったので 顧客名簿からはずされていました


お客さん:「あの時買ったふとんなんですけどやり直せるかしら かなり傷んでるんです」


おっちゃん:「一度、見に伺います その場で開封して判断します」


ということで昨夜 おうちに伺ってきました


お客さん:「掛はこれなんですけど 敷はどうでしょう」


そこで通された部屋は北側のフローリングの部屋、 そこに17年前の敷ふとんを2枚重ねて娘さんが使ってはります


おっちゃん:「掛を見る前に この敷の状態 ものすごく悪いんですけど・・・」


お客さん:「えっ そうなんですか どのように・・・」


おっちゃん:「冷え性とか 内臓の調子悪いとか 腰が痛いとか 言ってませんか」


お客さん:「・・・・全部その通りです・・・」


おっちゃん:「これでは冷えますわ それに干してないみたいやし 17年間一度もメンテナンスしてないでしょ せめて水洗いでもしてはったらいいけど この状態ではもうあきらめないとあきませんわ」


お客さん:「まったく、その通りですわ 娘がいないとき寝たことあるんですけど 冷たくて寝られへんかったんです ちょうど1月頃やったんで冬やからしかたないと思ってたんですわ」


おっちゃん:「極端やけどね この程度の装備で寝るということは山の中でテント張って寝てるよりひどいかもしれまへんで まだ 夏やし 今のうちに全て考え直しましょ 羽毛ふとんは今 あけてみましたけど ピリングとゴミが非常に多くなってるけどこれは元に戻せますので持って帰りますね」


まあ 知らないということはエラいことですな こういう寝具の状態で睡眠をとってるから 不眠や冷え性とかいうことで 結局いろんなもんに頼ることになるんですやろね もうちょっと早く、気づいていれば 寒い寒い冷える冷えると体を酷使することもなっかたのに・・・


せやけど、ここでおっちゃんと再会できたと言うことはほんまによかった     ええご縁がまたできたということで またまた北側フローリングの部屋に寝るねん大作戦がくりひろげられるというこですわ


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病院はやっぱりいこいの場か

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昨日は 母の診察のために朝9時から車いすを押して病院に行ってきました 実は その日 糖尿のコントロールがうまくできていないと入院することになっていたので いつもならヘルパーさんに行ってもらうのですが 昨日はおっちゃんがついて行きました


また昨日は病院内がすごくこんでいて母の番は10時半だったんですが順番が回ってきたのは12時半でした


その途中たくさんの患者さんの中に ひとりのおばあちゃんが座ってはりました


同じ頃に病院に着いたはずなんです


看護師さん:「○○さ~ん ○○さ~ん」


おばあちゃん:「わてのことか」


看護師さん:「名前が違うわ まだ順番ちがうでぇ」


おばあちゃん:「そやろな わての時間は2時やねん 家におっても何にもすることないから ちょっと早いねんけど出てきましたんや」


看護師さん:「○○さん そんな早よ出てきて お昼ごはんはどないするん」


おばあちゃん:「ありゃ そやな お昼どないしょぅ どっかおいしいもん食べにいってこなあかんなあ」


母と話していたんです あのおばあちゃんいったいどこが悪いねんやろね きっとしんどくなったら 病院に来はれへんと思うわ


よく聞く 病院でのお年寄りの会話


「○○さん、どないしはってんやろ 最近 来はれへんねぇ」


「○○さんは病気やから家で寝てはるんですわ きっと」


まあそんなことで結局 入院することになり 病室の手配やら なんやかんやでバタバタしてました 当然 病院に入院するとき 母は決まって エアクイーンマットに サニセーフ パシーマを持っていきます これがないと背中が痛くなって眠れません 看護師さんもよく知ってはって あの白いのんやね いいですよと快く承諾してくれはります


パシーマ サニセーフは 看護師さんも使ってる人気商品です


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どうしても買って帰りたい

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本日のお客様 おっちゃんより少し上の女性です


いつも通っていて枕がいろいろあるので気になっていて 今日は思い切ってドアを開けたそうです


しかし 最初しばらく こちらの言うことをほとんど聞いてくれません


お客様:「私、ね 枕が合わなくて肩がこってしかたないの いろいろ買ったけどうまく合うものに出会ったことがないんです 高い枕はぜったい無理なんです」


おっちゃん:「お客さんの首のうしろ見せてもらったかぎりでは ほんまに低い枕でいけます 首のところ少し支えてやるだけでいけそうですよ」


お客様:「首支えるって そんなことして寝たことないわ いつも頭の後ろぐらいにちょっと低い枕あてるんです 整骨院に行ったら 低い枕にしないと肩がこるよいわれたので低い枕にしたんやけど いくら低くしてもダメなんです」


おっちゃん:「そら 頭の後ろだけに載せたら首の部分に隙間が空くじゃないですか そんなことしたら 首が疲れますがな それやったら反対に首だけ少し支える方がいいんじゃないですか どっちにしても 今日は買って帰らんと サンプル持って帰ってください」


お客様:「借りて帰るんですか・・・・・ めんどくさいなぁ 遠いところから来てるさかいに どれでもいいから合った枕買って帰ります」


と言いながら、枕を合わせたのですが もう一度来るのがイヤだと言われる それやったら借りる枕じゃなくて 既製品の枕 適当に買って帰って自分で低くすると言われる


おっちゃん:「そんなことしても一緒ですよ また どこかで枕買って同じこと繰り返すんやから お客さんの場合 やめといた方がいいですって」


お客様:「今でもいっぱい枕買って押し入れに入ってます けど めんどくさいやん 家も近くではないさかいしねぇ」


おっちゃん:「それやったら こっちから行きますから 大丈夫ですよ」


お客様:「そこまでしてもらわんでもいいです やっぱり買って帰ります」


おっちゃん:「やっぱり あきません 借りてください 同じこと繰り返さはんのん目に見えてます そこまで言われたら余計に売るわけにはいきまへんなあ」


   実は ただ今試作中の枕に寝てもらったら 大変気に入られたのだ 家内  もずっと使っているが これは肩こらんでエエはと言っている枕である 


お客様:「そう それやったら もういいです また今度新製品ができたらそれ買いますわ」


おっちゃん:「いや~ その時でも同じこと言いまっせ 借りる方がよろしいって」


なかなか手強いお客さんです ぜったい買って帰るという人ほどぜったい合わなかったと言います だからこうなったら売りません これ以上たくさん枕買わはるのんみてると気の毒でんがな ねぇ


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