ブログ　寝たら治る ふとん屋のおっちゃん

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昨日の続きですねんけど　ふとんで病気が治るや血液サラサラになりますやらとなんぼでも次から次へと同じような商売出てきますけど　なんで無くならんのんかいなと考えるとでんな　これは売る側の人間がまず信用させられてるからなんでしょうな　販売する人間が　マインドコントロールされてるよってに　商品の良し悪しなんて関係なくなってるんでしょう　売る本人がこの商品　この会社はぜったいやと信じ切って販売しているんやから　これほど自信に満ちたものはありません

この自信に満ちた言葉やから　買わされる側も鵜呑みにして信用するでっしゃろな　せやからでんな　買わされる側が　正しい知識持っとかんと次から次へと同じことがずっと繰り返されるんですわ

ポリエステルに石の粉混ぜたふとんや　電気仕掛けのふとんやらを使たらあかんのを　いちいち論理的に説明する必要は、ほんまはあれへんのですわ　

「赤ちゃんに　化学繊維のふとんはあきまへん」

「子どもを夜遅くまで起こしていたらあきまへん」

「人を騙して商売したらあかきまへん」

なんて何故かと説明する必要はないんです

ダメなものはダメ　説明の必要なし

アカンもんはアカン　問答無用です

藤原正彦著「国家の品格」から引用です

「会津藩の教え

一つ、年長者の言うことに背いてはなりませぬ

二つ、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ

三つ、虚言を言うことはなりませぬ

四つ、卑怯なる振る舞いをしてはなりませぬ

五つ、弱いものをいじめてはなりませぬ

六つ、戸外でものを食べてはなりませぬ

七つ、戸外で婦人と言葉を交わしてはなりませぬ

武士道に深く帰依している私には非常に納得できるものです。七つ目を除いて。　そしてこれら七ヵ条の後は、こんな文句で結ばれています。

　　ならぬことはならぬものです

要するにこれは「問答無用」「いけないことはいけない」と言っている。これが最も重要です。すべてを論理で説明しようとすることは出来ない。だからこそ、「ならぬことはならぬものです」と、価値観を押しつけたのです。

人を殺してはいけない論理的理由なんて何ひとつない。私に一時間くれれば、人を殺してもよい理由を五十ぐらいは発見できます。人を殺してはいけない理由も同じぐらい見つけられます。論理的というだけなら、良い理由も悪い理由もいくらでもある。人を殺してはいけないのは、「駄目だから駄目」ということに尽きます　　」

いかがでしょう　おっちゃんも七つめだけは納得できません　ふとん買いに来はるのは　ほとんど女性ですよってに　そんなこと言われたら商売になりまへんがな　けど、あとの六つは今にも通じると思いますねんけどなあ

とにかくふとんに化学は入りまへんのや

ややこしいふとんはあきまへんのや

なんでアカンか　説明がいることが情けない

売ったらアカンもんは売ったらアカン

買ったらアカンもんは買ったらアカン　

アカンもんはアカン　問答無用でっせ

いろんな人に大切な思いを伝えたいので
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